[2014年5月15日(VOL.47 NO.20) p.11]
第87回日本細菌学会総会
激しい腹痛や血便を引き起こす腸管出血性大腸菌(EHEC)感染症は,溶血性尿毒症症候群や脳症などの合併症,および軽症者や無症候者からの二次感染が問題視されている。感染菌量が少なく潜伏期間が長い特徴や夏季に多発することから,分離株の遺伝子型を判別して事例間の関連性を把握し,感染源を見極めることが重要である。大阪府立公衆衛生研究所感染症部細菌課の勢戸和子氏は,IS-printing System(IS)法による遺伝子型データベースを近畿11カ所の衛生研究所間で運用している実績から,「2011年7月下旬〜8月上旬におけるEHEC O157による散在的集団発生を探知できた」と述べた。
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